テンペスト沖縄体感ツアーNo5 識名園

島ごはん

2011年01月28日 06:27

昼食は”あしびうなぁ”さんへ
三司官の住居屋敷跡である美里御殿跡
戦後建てられた住居を店舗としていらっしゃるそうです。








お食事が出るまでの間、上里先生を質問攻めです。



手入れされた中庭 歩いても大丈夫ですと言われましたが・・・
今日のメニューは沖縄そばセット




昼食の後に向かったのは、世界遺産の識名園


















<池上永一著:テンペスト第七章紫禁城の宦官より>
王宮の郊外にある識名園は別邸で冊封使をもてなすために作られた琉旧式迎賓館である。天使館が清国式の宿泊施設で日常の役目を担うなら、識名園は祝宴など晴れの舞台として機能するよう設計された。その思想は徹底した劇場効果として反映されている。回遊式庭園と呼ばれる空間は、舞台が幾つも重なり合ったように歩いているだけで次々と表情を変えていく。視線の先が読めないように、或いは詠んだとしても心地好く裏切られるように予想のつかない景色が待ち受けている。池の畔を廻るだけで五つの大陸を巡ったような気分にさせてくれる。・・・
庭園で仕事をする男を見つけた寧温が声をかけた。「あの、本日付で南苑構主取になりました孫寧温でございます。どうかお見知りおきを」「ああ、聞いていいるよ。凄腕の評定所筆者様がお出でになるから失礼のないようにと」どこかで聞いた声だと腰を屈めた老人の顔を覗いた寧温があっと声をあげた。「麻真譲先生ではありませんか!なぜ識名園に?」麻親方は、これも余生のひとつと茶目っ気たっぷりに笑って、池の六角堂で茶を勧めた。


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