テンペスト沖縄体感ツアーNo4 真玉橋

島ごはん

2011年01月27日 06:27

テンペスト体感ツアーNo4は、真玉橋です

聞得大君が、真玉橋の修復工事の完成式典でミセゼルを歌う場面が思い浮かぶ

この真玉橋が完成することで、王府から那覇港までの主要道路として機能する。
首里の金城町から続く、石畳道は、王府から兵士が那覇港まで駆けつけるための道として整備された。

<発掘された、真玉橋の石組み>





<上里先生の後方に、現在の真玉橋が見えます>

<真玉橋の昔の写真>




<池上永一著;テンペスト第五章空と大地の謡より>
今日、豊見城間切りにかかる真玉橋の修復工事が終わった。物流の要にあたる大橋の竣工式典に立ち会ったのは、王府の三司官、表十五人衆、そして評定所筆者の高官である。・・・・
川の神に感謝を捧げる儀式を執り行うのは王族伸の役目である。
「聞得大君加那志のおなーりー」・・・
聞得大君が完成した橋にミセゼル(祝詞)を捧げようとしていた。
流麗なアーチ橋の中央に足を進めた聞得大君は、神に身を委ねようとしていた。このミセゼルは即興で詠まれ、美しい声であることがもっとも重要なこととされている。王族神・聞得大君の腕の見せ所だ。当代の聞得大君はこのミセゼルにおいて歴代王朝の中ででもピカいちと目されていた。

このとき謡われたミセゼルは、首里城公園のレストセンターへ入ってくる広場に石碑に刻まれています。


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